NTTドコモ

第1回 ドコモ10th特別賞 中学生の部

個人応募の部「文にしてみよう」コース

コモンフィーリング

東京都

辰田恵美(たつたえみ)さん(15歳)

いつになるか、私たちが生きているうちか、それとも今世紀の末になるかはわからないけれど、「エンジェリック・ウィング」という重力をコントロールする便利な乗り物が出来ると思います。エンジェリック・ウィングはキックボードみたいな形で、取っての間に重力をコントロールするためのボタンがたくさんついています。絶えることの無い重力をエネルギーにするので排気ガスも無く、今の地球が困っている環境問題や交通問題が解消されます。
 超大型の引力コントロール船「オートバル」も造られて、宇宙にある小惑星などからは、『地球観光ツアー』を組んで、いろんな種族の宇宙人が行き来を楽しみます。宇宙人の中には、地球人を驚かせないように、人間や動物に姿を変えて地球に住み始めます。お互い、姿形や言葉が違っても、敵対するのではなく、理解しあう努力をして、楽しく暮らすのです。普通に生活しているなかにも、知らないうちに「宇宙人が身の回りにたくさんいる!」と言うふうになり、混ざり合って生きていることを意識しなくなって行くと思います。
 もうひとつは、コンピューターの技術が進んで、パソコンにエンターすると、その中に入っていろいろな事が出来るようになるのです。電脳空間では、現実時間より時間の進むスピードを自由に設定できるので、現実時間の二時間以内なら遊び・旅行・タイムマシンでの冒険、その他何でも頭で考えることは、本当にそうしているのと同じように感じられるのです。宇宙人も地球人も、電脳空間での価値観の理解、喜怒哀楽の共有を通じ、本当の世界に戻ったときも仲良く暮らせるのです。驚きは、電脳通信基地局を通じ、宇宙人も地球人も、頭で考えることが、そのまま言葉に変換しないでお互いにコミュニケーションできるようになることです。
 そんなことが本当になったら何てすばらしいことでしょう。父や母が言うには、自分たちが子供の頃は、携帯電話なんて現実に出来て、こんなにまで普及するなんて想いもつかなかったそうです。いつでも、どこでも、誰とでも、自由にコミュニケーションできる時代はそう遠くはありません。
 私たちの時代は、すぐそこまで来ているのです。

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